自分の健康のためにまずは禁煙にチャレンジ!挫折から立ち直って禁煙に成功した経験を語ります!

THE 禁煙 おっさんず美容

禁煙について考える

私は過去に喫煙習慣がありました。20歳から吸い始めて、
一旦禁煙した34歳まで14年間吸い続けていました。
しかも、辞める直前までは1日に2箱のヘビースモーカー

34歳の時に試みた禁煙は見事に失敗。
決意新たに43歳で禁煙をして今にいたります(2年以上継続)。
(結局、23年間吸い続けたことになります^^;)

そんな長年吸い続けた私がどうやって禁煙に成功したのか。
もし今、禁煙しようと考えている方がいらっしゃれば、ぜひこの先も
読み進めていただければ、きっとお役に立てると思います。

なぜ辞めようと思ったのか?

そもそもなぜ辞めようと思ったのか?
喫煙者の方達の中には、辞める気なんかさらさらなくて、
どんだけ金額が高くなろうと、吸い続けてやる!という方も
いらっしゃると思います。

でも、そう思っている方は多分レアケースで、辞めるのが
辛くないのならすぐにでも辞めたい方の方が多いのではないでしょうか。

私は後者で、タバコが値上がりするたびに、早く辞めなきゃな・・・
と思っていました。

やめる時期について

タバコ辞めたいな〜って考えてる方なら辞める時期を考えると思います。


私が長年思っていたのは、”一箱500円になったら辞めよう”とか、
”もし病気になってしまったら辞めよう”とか、”年が明けたら1月1日に辞める!
とか外部からの何かの変化に依存していました。

でもこれってあるあるですよね?!同じ考えの方もいらっしゃいますよね?

しかし、待って下さい!
誰しもが考える、この”辞める時期”って、実は自分に言い訳をしているだけ
思いませんか?

そのいかにも正しそうな辞める時期って必要ですか?

多分、その辞める時期まで吸っていられる猶予を自分自身で設定しているだけ
ではないでしょうか?
私は、タバコを辞められてからそのことに初めて気づきました。

そもそもタバコの害って何?

タバコがもたらす害とはどういうものでしょうか。
”体” ”生活” ”周囲の人” の3つの視点で考えてみます。

体に与える影響

健康に良いと思って吸っている方はいないとは思いますが、タバコは
あらゆる病気を誘発する原因を作っていると言われています。

代表的なものは、がん・心筋梗塞・脳卒中・慢性閉塞性肺疾患などです。
単語を聞くだけでも身震いするくらい怖い病名が並んでいます。

また、もっと身近な影響もあります。
口臭・肌荒れ・シミ・しわ・息切れ・歯の黄ばみなど、冷静に考えると
良いことは何もありません。
美容もテーマにしているわたしからすると肌荒れは言語道断です・・・。
百害あって一利なし”と良く言われますが、本当にその通りです。

生活に与える影響

次に生活に与える影響を考えます。
まずイライラが増します。これはタバコを吸ったことがある人しか分からないと
思いますが、タバコを吸っている時もしくは吸ってしばらくの間は何となく
落ち着いているのですが、その後にイライラがやってきます。
このイライラを収めるためにタバコを吸う、みたいな悪循環が生まれます。

タバコ吸うとリラックスすると言う方がおられますが、それは幻想です。
タバコが原因で引き起こされるイライラをニコチンの供給によって一時的に解消
しているだけです。
吸うと落ち着くという状態は、ニコチン依存症という病気の症状です。

また、最近は全面禁煙の飲食店が普通になりましたし、パチンコ店なんかも
禁煙の所が多くなっているようです。
街中を歩いていても喫煙コーナーを見つけるのが大変です。
一度「吸いたい!」と思うと、吸えるまで意地でも喫煙できる所を探します。
その時間、無駄じゃないですか?

今だから言えることですが、本当に無駄な時間を使ってしまったと後悔してます。

周囲に与える影響

自分の都合だけで考えると、
「別に体に悪くてもいいや」とか「ちゃんと喫煙所で吸ってるから問題ない」
とか思ってしまうのですが、自分自身より周りの方への影響を考えた方が良いです。

もし自分のパートナーがタバコを吸っていなかったとして、その方への影響を
考えたことがありますか?
私がまだ吸っていた時、妻は非喫煙者で、とても迷惑していたと思います。
まず臭いし、一緒に街を歩いていても喫煙所探しに付き合わさられるし
タバコを吸っている間待たされるし。レストランで食事をするのも選択肢が
限られます。いやぁ、迷惑ですね・・・。

相手の立場に立って考えると、吸い続けるメリットは無いですね。

また、あなたもご存知だと思いますが、副流煙”による受動喫煙の危険性について
よく考えなければならないです。
タバコを吸う本人はフィルターを通して煙を吸っていますが、”吸わされている”方は
なんのフィルターも通していません

先に述べたような恐ろしい病気に罹ってしまうリスクを非喫煙者が抱える。
これ以上の迷惑はありません。

実際にどうやって禁煙したのか?

さて、タバコ辞めたくなってきましたか?
今年中に辞める!とか今月で最後!とか中途半端なことは言わないで!

今すぐに持っているタバコを握り潰してゴミ箱に入れてしまいましょう!

まず、私が禁煙に失敗した経験について語ります

冒頭に記載しましたが、私は34歳の時に一度禁煙を試みましたが失敗しました。

最初に試みたのは、禁煙外来へ行きニコチンパッチを処方してもらう方法です。
禁煙初日、腕にニコチンパッチを貼ってタバコを吸うのを我慢します。
ですが、食後、いきなり吸いたい衝動に駆られます

このニコチンパッチと言うのは、貼った箇所から極微量のニコチンを吸収し、
体内からニコチンが抜けた時のあのイライラを緩和するというもの。

「これを貼っている間はイライラが来ないだろう」と当然思っていました。
でもきっちりと吸いたいと言うイライラが来てしまいました。
(人によって効果はマチマチなんだと思います。)

ただ、辞めてすぐ(というか、1日も経ってない)だから仕方ないのかと
思い、水を飲んだり飴を舐めたり気を紛らわせたりして我慢します。

そんなこんなで、我慢の日々が続き、ついに1週間が経過

「禁煙、意外とイケる!楽勝やん!」 

この時はこんな風に思っていました。。。

しかし、それから更に2週間が経過したある日、とんでもない事件が。

飲み会です。

タバコを辞めてから初めての飲み会でした。
よくある失敗談かも知れませんが、私はこの飲み会で決して
やってはいけないことをやってしまったのです。

今日くらい吸ってもいいか〜。すぐ辞めれるし!

お酒も入って気が大きくなったのでしょう。
この1回の飲み会だけで1箱くらい吸ってしまいました。

ニコチンとは恐ろしいヤツで、どれだけ禁煙していてもたった1本吸う
だけで、その感覚を思い出させ、過去に引きずり戻そうとする
のです。

見事に私も喫煙者に逆戻り。3週間の努力は水の泡です。
ここからまた9年間もの長きに渡り吸い続けることになったのです。

禁煙チャレンジ(2回目)

さて、過去にそんな失敗も経験しながら、何となく吸い続ける自分。
数年に1回は数十円の値上げがあるのですが、そのたびに辞めたくなります。

あの飲み会で調子乗って吸わなければなぁ、と後悔ばかり。

そんな矢先、当時まだ流行り初めの”glo”という電子タバコを吸っていたのですが、
吸った後にタバコの吸い殻を取り出した時、タバコが半分に折れ、
半分だけ機械に取り残されました。

必死に残り半分を取り出そうと、後ろから叩いたり細い棒を突っ込んだり
したのですが、全く取り出せず。仕方なくgloを分解したのですが、
最終的に元通りには戻せずぶっ壊れました

たまたまなのですが、まさにこの出来事が私がタバコを辞めるきっかけ
だったのです。

その時の心境は、
「めんどくさ。新しい機械買うのももったいないしこのまま辞めるか!
です。

本当にたまたまなんですが、そもそも心の奥底には”辞めたい”という想いが
あった
ので、きっかけは何でも良かったんだと思います。

何それ?参考にならんやん! って思わないで下さい!

実は、辞めれた本当の理由は、”気合と根性”ではありません。


タバコは気合と根性では辞められません。まぁ、少しは要りますけど。

”常に辞めようと心に想っておくこと+自ら物理的に吸えない環境に身を置くこと”
が一番大事だと思うのです。

私もこの時に全く辞める気がなかったら、迷わずに新しいgloを
買っていた
ことでしょう。

そして、gloがぶっ壊れなかったら惰性で吸い続けていたでしょう。

私の場合、この2つがたまたまいいタイミングで同時に起こったのです。

リバウンドしないために

2回目の禁煙チャレンジ後も飲み会は何度かありました。
ですが、同じ失敗を犯すことはありませんでした。

自制するために私は以下の2点を実践しました。

過去の自分を軽蔑する

タバコを吸い始めた過去の自分、禁煙に失敗した過去の自分を軽蔑の目で
見て戒めするのです。

私は、過去に失敗したあの飲み会のことを今でも鮮明に覚えています。
そしてもう二度と同じことはしないと心に決めています。

もし、今まで禁煙チャレンジを経験したことがある方は、その時の
失敗談を誰かに語って、過去の自分を軽蔑したら良いでしょう。
そうすることによって、二度と同じ過ちを犯すことはないと思います。

禁煙アプリを見てニヤニヤする

意外と有効な手段だと思っているのですが、スマホアプリに”禁煙”と
入れて検索すると、「禁煙記憶カレンダー」や「禁煙ソルジャー」など、
様々なアプリが出てきます。

これらは、禁煙期間を記録したり、ロールプレイングゲームに見立てて
禁煙を継続するサポートをするアプリ
です。

私も「禁煙カウンター」と言うアプリを入れて、禁煙期間を確認して
たまにニヤニヤしています。
このアプリは、辞めたことによって節約できた金額や伸びた寿命など、
色々な情報が確認できます。

ちなみに、私の節約できた金額は2021年11月現在で 94万5千円
伸びた寿命は147日と8時間らしいです。

色々なアプリがありますので、試してみてはいかがでしょうか。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。

禁煙を目指している方、本当に素晴らしいと思います。

禁煙は最初の1週間がイライラのピークで、その後は徐々になくなって
いきますので、まずは1週間頑張ってみてください。

1日でも早く辞めれるよう私も陰ながら応援しています!

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